《グラビア業界の仕事1》かとうれいこなどの人気巨乳アイドルの隆盛

《グラビア業界の仕事1》かとうれいこなどの人気巨乳アイドルの隆盛

今も昔も人気のコンテンツ「グラビア」についてのお話です。今回は”巨乳をビジネスにした男”ことイエローキャブ・野田義治社長が手掛けた巨乳アイドル達が登場。さらにGOROやスコラ、ザ・ベストマガジンなどにも触れます。


川島なお美―わたし (1982年) (激写文庫)

青山知可子 写真集『亜熱帯』帯付 激写文庫19

タレントの顔に水を掛けるという斬新な表紙が話題だったザ・ベストマガジン

ザ・ベストマガジン1986年7月号

雑誌の顔である表紙ですが、グラビア雑誌にとって一番力を入れるページとなります。表紙撮影はタレントを起用した明るいイメージが基本でした。それが段々と水着に人気があるとわかると水着中心の撮影に。それも胸の大きなモデルに人気があると分かれば、とにかく巨乳のモデルを探せって具合になります。雑誌は常に読者の要望に沿った作りに変貌していくのです。

巻頭グラビアだと表紙タレントから続く水着グラビアだったり人気AV女優のヌードグラビアだったり。雑誌の華であるグラビアに編集部はとにかく力を注いだものです。ビデオデッキ、レンタルビデオも普及し始めた頃なので、AV女優たちがグラビアの華を添えてくれたのもこの時代でした。

書店以外にコンビニという巨大販路が生まれると、出版される雑誌の数はどんどん増えていきました。それとともに次々と世に出てくるピンナップガールたちを撮影する回数は日増しに増えていきます。それまでは平凡パンチや週刊プレイボーイ、明星、平凡などが人気アイドルやタレントをグラビア撮影していたのが、アイドル(AV含む)の枝葉が広がったために、グラビア撮影も多種多様な企画内容で行われるようになりました。

平凡パンチ特別編集 The グラビアアイドル 楽園の妖精 アグネス・ラム写真集

グラビア撮影の現場

予算がまだ少なかった時代のグラビア撮影では、モデルが決まり撮影日が決まると、当日カメラマンの車にモデル、編集者、メイク兼スタイリスト、マネージャーが乗り込み、ロケに行ったりしていました。ぎゅうぎゅう詰めの車の中でワイワイ騒ぎながらロケに行ったりしたものです。これがそれなりの有名タレントにもなると、ロケバスを頼んでお迎えに上がり、スタジオもワンランク上になり出すお弁当もグレードアップとなります。タレントによって扱いが違うのも多々ありました(笑)

撮影の集合場所にも特徴があって、新宿のスバルビル前はAV、新宿中村屋の地下にあったマシェーズという喫茶店、渋谷東急文化会館(現ヒカリエ)1階にあったユーハイムなどはスチール(グラビア)撮影の待ち合わせ場所として主に利用されていました。スバルビル前はあらゆる撮影隊の待ち合わせのメッカでして、映画やテレビドラマなどのチームも待ち合わせで利用する場所だったので、たまにAV女優さんが乗るロケバスを間違えたりしたって話を聞いたりしたものです。知らない人が車に乗ってロケ現場にいたらかなり驚くんじゃないでしょうか(笑)

恋しくて優しくて―小倉優子1st.写真集

ある撮影でまだグラドル時代の小倉優子ちゃんのロケに行ったときですが、その時は伊豆下田のスタジオに一泊二日のロケでした。撮影が終わり食事を済ませて、ホテルに帰る前にコンビニでも寄りましょうってロケバスをコンビニに付けたら、優子ちゃんは一目散に雑誌が置いている棚に向かいアダルトも含めたありとあらゆるグラビア雑誌を食い入るように読んでいました。なにしてるの?って聞くと、「いや、どんな新しいコがいるかとか、ポーズの研究するためにグラビア雑誌はいつも読んでるんですよ♪」って立ち読みしてるんです(笑)

すでにブレイク寸前くらいの認知度だったので、コンビニにたむろしていた伊豆下田の青少年たちがわらわらと湧いてきて、おい小倉優子だよってささやき始めたんですが、まったく意に介せず成人誌コーナーで立ち読みをする優子ちゃんのプロ意識に感心したものです(笑)

グラビアで雑誌の売り上げが変わるともなれば、予算もうなぎ登りとなりました。大手出版社くらいしかやっていなかった海外ロケを新人グラビアアイドルやAV女優でも行うようにもなります。当時は写真集も売れていた時代でした。タレントのステイタスを上げる手段として写真集を出すのが一般的な売り出し方だったのですが、正統派アイドル以外にもヌード写真集、新人グラビアアイドル、お菓子系(次回説明)アイドルなどでも写真集が出版され、またそれはコンスタントに売れた時代だったのです。雑誌のレギュラー撮影以外にも写真集の撮影も多くて、もう毎日が撮影みたいだったのがこの時代です。

トダカユースケ《プロフィール》

大学卒業後、英知出版勤務。「べっぴん」「ビデオボーイ」「すっぴん」「Dr.ピカソ」編集部などで勤務。その他にも三和出版、マクセル出版など編集畑を渡り歩く。アイドル写真集を30タイトル以上制作。

出版社勤務を辞めた後、IT関連企業に入り、アイドルDVDのメーカーを立ち上げ50タイトル以上の作品を制作。独立後、携帯コンテンツ、電子書籍、ローカルテレビ、企業広告などの制作を行っている。

トダカユースケ氏

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