淳子の策略により、ユウジは透子と小林が付き合っていると誤解してしまう。「最低な女」とユウジから言われた透子は、必死に否定するが信じてもらえずに激しく落ち込む。
透子がボクシングジムに姿を見せなくなったことに気付いた吉井は、ユウジに透子がどれだけ自分の事を応援してくれたのか思い出せと諭す。
今までの透子の一生懸命な姿を思い、反省するユウジは透子に謝りに行く。2人は仲直りするが、その際バイクにひかれそうになった透子をユウジが助け、右手を怪我してしまう。折しも次の日は大事な試合だった…。
ユウジは右手の怪我の事を隠して試合に挑んだ。心配する透子。かおりと彼女の婚約者の樫野も見守る中、相手に押されながらも懸命に闘うユウジ。「時枝ユウジ! 負けないで!」
透子の声がユウジに届き、右ストレートを決めたユウジは初勝利を納める。
かおりの住んでいるマンションで祝賀会が開かれるが、その時にユウジはかおりと樫野がうまくいっていないことを知る。
ある日、小林が「みうらとうこ」に会いに透子の働くクレープ屋に来たことから、淳子の嘘が発覚。透子は淳子を問い詰めるが、逆に「人を好きになるという本気を見せて」と言われる。
時枝ユウジの為なら命をかけられる、とデパートの屋上のへりに立ち歩きだす透子。淳子も負けじと真似をするが、足を滑らせて屋上から落ちてしまう。
淳子は救急車で病院に運ばれるも、幸い命に別条はなかった。透子の本気を見せられ、みじめな気持になる淳子を救ってくれたのは吉井だった。吉井の優しさに惹かれていく淳子。
吉井との出会いにより淳子は改心し、透子とユウジとも和解する。
一方、かおりと樫野は仕事に対するすれ違いから婚約を解消し別れることに。傷心もかおりを放っておけないユウジは思わず彼女を抱きしめ、かおりへの想いが再燃する。ユウジの気持ちの変化を察して不安になる透子は、既成事実を作ろうと大胆な行動に出るがうまくいかない。
ある日、ユウジとかおりは花屋の仕事で遠出をした帰りに豪雨に遭い、帰れなくなってしまう。急遽泊まることになったペンションは1部屋しか借りられず、意識し合う2人。
とうとうユウジは自分の想いをかおりに伝え、2人は結ばれる。
9話から12話(最終話)
一晩中ユウジの部屋で帰りを待っていた透子は、朝帰りのユウジとかおりにショックを受けるが、「何もなかった」という2人の言葉を信じることに。
かおりとのことを考え練習に集中できないユウジに吉井も気づくが、吉井自身も淳子からのアプローチに困惑していた。そんな吉井に、実家に帰ろうか迷っていると相談する淳子。彼女の本心に気付きながらも、引き留めることが出来ない吉井。彼は淳子との年齢差が気になっていたのだ。
かおりは心機一転引っ越しをすることにし、新居で一緒に住まないかとユウジを誘う。何故か即答できないユウジ。
ユウジの為に、カロリーを考えた料理を作ったり甲斐甲斐しく世話をする透子。そんな透子の気持ちがいたたまれなくなったユウジは、ついにかおりとの関係を話し、もう会わない方がいいと透子に別れを告げる。
ユウジに振られた透子は、生きる気力をなくし、バイトも行かずに引きこもっていた。そんな透子を亮介は励ますが、透子の心には届かない。
新人王戦を賭けたユウジと小林の試合が近づく中、淳子は透子に電話をし、応援に来るよう試合の日時を教える。もちろん透子は行く気にはなれない。
無断欠勤が続き、透子はクレープ屋をクビになる。透子は新しいアルバイト先を探すことに。
ユウジ対小林の試合の日、アルバイトの面接中の透子は試合の事が気になって仕方がない。ふとテーブルに目をやると、そこにはユウジとの思い出のガーベラの花が飾ってあった。
ユウジへの想いに突き動かされた透子は、面接を抜け出しボクシングジムへと走り出す。
試合は始まっていたが、透子はユウジを懸命に応援する。結果はユウジの勝利。ユウジは新人王戦に向けて猛特訓を始める。そして透子は、片思いでもそばにいて応援し続けようと誓う。
ユウジに負けてからジムを休み続けていた小林はやけになって不良グループと喧嘩をしていた。それを発見したユウジは小林をかばって不良たちに殴られる。ユウジは小林にボクシングを続けて欲しいのだ。
ユウジの友情を感じた小林は、ユウジが自分がもっていない何かを持っているから強いのだと声をかける。その言葉に透子を思い出すユウジ。
新人王戦が迫っている中、ユウジは目に異常を感じることが増えていた。医者の診断は網膜剥離。失明の危険があるからボクシングは辞めるように医者から言われるも、試合に出ることを決意するユウジ。ユウジの様子がおかしいと気づいた透子に事情を説明するも決意は変わらない。
そして、本当は怖いこと、透子にそばにいてほしいことを伝え、ユウジは透子を抱きしめた。
吉井もユウジの目の異常に気付き、新人王戦に出ることを反対するが、ユウジの熱意に負け出場を許可する。
試合に出たい気持ちとは裏腹に、本当は不安で逃げ出したいというユウジを懸命に励ます透子。そんな透子にユウジはキスをする。
一方、吉井の事が好きな淳子は、実家に帰ることを決意。見送りにきた吉井に感謝を告げる。
そして新人王戦当日。
緊張と不安で押し潰されそうになりながらも、透子の応援があるから頑張れる、透子の為に勝つと宣言するユウジ。いつものように全力で応援する透子。
吉井やかおりらも見守る中、ユウジは見事勝利する。
手術によって視力が回復したユウジの隣には、透子がいた。2人は正真正銘の同士となったのだった。
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