ジャンプ黄金期を支えたギャグ漫画「ジャングルの王者ターちゃん」!!
皆さんは「ジャングルの王者ターちゃん」という漫画を覚えていますでしょうか?「シェイプアップ乱」などで有名な漫画家・徳弘正也が1988年から1995年にかけて週刊少年ジャンプで連載していた作品で、その“お色気”や“下ネタ”あふれるギャグセンスは一定の読者に人気を得ていました。この記事ではそんな「ターちゃん」について振り返ってみたいと思います。
第一巻の表紙はこちらです!
ジャングルで繰り広げられるドタバタ劇!!
その名の通り「ターザン」にインスパイアされた作品である「ターちゃん」。アフリカのジャングル(サバンナ)を舞台としており、ジャングルの平和を守るために奮闘するターちゃんと妻のヂェーン、そしてチンパンジーのエテ吉などジャングルの動物たちとのドタバタ劇が1話完結式で繰り広げられました。
連載当初は1話7ページと短かったものの、1990年からページ数を倍増させ、タイトルも「新ジャングルの王者ターちゃん」に改題。その上で、従来のギャグに加えて格闘要素のあるシリアス路線も併せて導入され、長期格闘回→単発のギャグ回→長期格闘回→単発のギャグ回といった流れが展開されました。
また1993年から1994年にかけて、テレビ東京系でアニメが放送されました。「新~」の連載開始後の放送だったため、長期格闘回がメインに。また、テレビの放送コードの問題のためか、漫画では掲載OKだった下ネタの大半がNGとなり、ソフトな下ネタに置き換わっています。しかしながらアニメの人気は上々で、平均視聴率は11%を記録しました。
ジャングルの食べ物で肥大化したヒロイン「ヂェーン」
ターちゃんの妻であり、メインヒロインの「ヂェーン」。通常、漫画作品のヒロインは美形に描かれることが多いですが、ヂェーンは非常にふくよかな体型で描かれています。しかしながら、かつてはトップモデルとして活躍しており、絶世の美女として有名でした。
結婚当初は抜群のプロポーションだったヂェーンですが、結婚してターちゃんと一緒に暮らすようになると、ジャングルの食べ物によりどんどん肥大化。漫画の第1話の時点で、見るも無残な姿へと変貌を遂げていました。そのせいか、一般社会の常識がわからないターちゃんでも「昔のヂェーン+ジャングルの食べ物=今のヂェーン」という等式は理解出来ているようで、算数の勉強の役に立った(?)という意見も一部で聞かれます。
基本的に肥満体のヂェーンですが、一時期かつてのプロポーションを取り戻したことがあります。それは、白華拳75代目大道師・蓮苞からもらった秘薬によるもの。この時期のヂェーンは美形として描かれており、「ターちゃん」からしばらく遠ざかっていた読者が久々に読むと「なんだこれは?」と混乱すること請け合いでした。ちなみに、その後ヂェーンが瀕死の重傷を負う場面があり、その治療の代償として再び肥満体に戻ってしまいました。その後はいくら努力しても体重が減ることはなく、ギャグ漫画のキャラらしい肥満体のまま連載終了を迎えました。